【第36号ホームラン】2021年7月27日(日本時間28日)
コロラド・ロッキーズ戦
投手:オースティン・ゴンバー (背番号 26)
5回の第3打席、カウント1-2から6球目に真ん中に来たスライダーをとらえ、フルスイング。打球初速度110.4マイル(177.7キロ)、飛距離463フィート(141メートル)という豪快な一発に、5回の時点で10対0と大差をつけられていたエンジェルスファンのブーイングを吹き飛ばしてくれました。
本塁打王争いでは2位のウラジミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)との差を4本差としました。前日は先発で今季5勝目をマークした大谷翔平。打点王争いもトップのディバース(レッドソックス)の81打点に3打点差まで迫る78打点になりました。
【第37号ホームラン】2021年7月28日(日本時間29日)
コロラド・ロッキーズ戦
投手:ヘスス・ティノコ (背番号32)
4回の第3打席、2死一、二塁の場面で3番手ヘスス・ティノコ投手の4球目をとらえてライトスタンドへ弾丸ライナーを突き刺しました。打球速度は113.1マイル(約182キロ)、角度22度、飛距離は388フィート(約118メートル)。これで2試合連続のホームラン、最近4試合で3本の量産体制モードの再来になってきました。
【第38号ホームラン】2021年8月11日(日本時間12日)
トロント・ブルージェイズ戦
投手:アレック・マノア (背番号 6)
3回の第2打席、2点を追う1アウトランナー1塁の場面、4球目の82・9マイル(約133・4キロ)のスライダーをとらえてバックスクリーンに2ランホームランを放って同点としました。大谷自身14試合ぶりホームランで、本塁打王2位のウラジミール・ゲレーロJr.の所属するブルージェイズ戦で3本差に拡げました。
【第39号ホームラン】2021年8月14日(日本時間15日)
ヒューストン・アストロズ戦
投手:ルイス・ガルシア (背番号 77)
1回の先頭打者でバッターボックスに入った大谷は、1ボール1ストライクからの3球目を完璧に捉えて弾丸ライナーで右翼スタンドに突き刺さる39号ソロアーチを放ちました。打球速度は107・8マイル(約174キロ)、飛距離は393フィート(約120M)。
本塁打王争いでリーグ2位のウラジミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)に4本差とし、10日(同11日)のブルージェイズ戦ダブルヘッダー2試合目から続く連続安打を「5」に伸ばしました。打点では86打点となり、トップ89打点のラファエル・ディバース(レッドソックス)に3点差に迫りました。
【第40号ホームラン】2021年8月18日(日本時間19日)
デトロイト・タイガース戦
投手:ホセ・シスネイロ (背番号 67)
「1番・投手」で出場した大谷。投げてはメジャー最長の8回を6安打1失点で8勝目をマークした一方で、8回先頭打者として、前夜空振り三振に仕留められた右腕ホセ・シスネイロの1ストライク後の2球目を、初速111.1マイル(約177キロ)で打ち返し、飛距離131Mで右翼席に、記念すべき40号をたたき込みました。投打同時出場での一発は、4月4日のホワイトソックス戦以来の2本目となりました。
ホームランキングがピッチャー。まるで漫画の世界です。
この特集を【ホームラン王までの軌跡】と題して書き続けてきましたが、節目の40号に到達したことで、記事のタイトルが「本当」になってしまう可能性が高まりました。「M V P」については、大変申し訳ないとは思いますが、現時点で既に争っている土俵が「段違い」なので、大谷に大きなアクシデントやスキャンダルでもなければ決まりではないかなというのが私見です。
次に打ったら、また新しいページへ更新です。
正直なところ、書き始めた頃は、流石にここまでのイメージはなかったかもです。