パープル・バタフライ
ロウ・イエ(脚本)シュ・ヨンデ(プロデュース) アスミック

グループ:DVD /ランキング:14084
価格:¥ 4,242
発売日:2006-07-21 /通常24時間以内に発送
カスタマーレビュー
おすすめ度:
いくらチャン・ツィイーのファンでも…。 
(2008-02-02)
ずっと公開を待ち遠しくしていたが、寒い雨の中劇場まで足を運んだががっかりだった。話がスローテンポで退屈。観ていて目が疲れる撮影テク。仲村トオルとチャン・ツィイーがどうやって出会って仲良くなったかも分からない。それでいて上映時間が2時間を超える。退屈だった。
最後に話とは関係ない虐殺写真は「小日本」と叫ぶ本国の若者向け!?それともわざわざ世界に知らせたくてストーリーとは関係なく付け加えたのか?
戦乱 無常観 革新作 
(2007-12-08)
戦乱の時代の無常観。
オープニングのチャン・ツィイーの憔悴した表情に唖然。
初恋のきた道、とはまるで別人。
兄の当然の悲劇。
上海での銃撃戦。
仲村トオルの誘いに涙する瞬間。
ラストの混迷の歴史に苦悩する表情。
戦乱の非情がひしひし伝わる。
青色の古色然とした画から醸し出されるリアりティ。
延々と回るカメラワーク。
最初は戸惑うが、次第に引き込まれる展開。
小さな中国のお針子のリィウ・イエも、
狂気の時代を怪演。
戦乱の無常観がひしひし伝わる革新作。
胡蝶の生命 
(2007-02-01)
「パープルバタフライ」すなわち「紫胡蝶」が
単なるヒロインが所属する抗日組織の名称に過ぎず、
タイトルから連想される妖艶さやきらびやかさといった魅力が
ヒロインのツィイーからあまり感じられなかったのが残念。
相手役の仲村トオルとの関係性にしても
高級将校の息子で大学卒の学歴も持つ当時としてはエリート青年の彼と
満州の貧しい中国人娘でしかも肉親が抗日運動に身を投じているツィイーが
いかにして知り合い愛し合うに至ったのかその辺りの経緯がよく説明されておらず
再会後の二人の心情の移り変わりも説得力を持った形で見えてこない。
また、中国語学習者の観点からすると仲村トオルの中国語がかなりひどく
台詞が高度な中国語であるのに対し発音が初歩レベルをクリアしていないため
この時点で役としてのリアリティを大きく損なっている。
この映画で胡蝶に相応しい女性はむしろ脇役のリー・ビンビンで
大きな瞳に髪をおかっぱに切り揃えた清純な容姿はもちろん、
恋人のリウ・イエとつがいのアゲハ蝶をガラス瓶に入れて持ち合うエピソード
(離れて暮らす内に互いの瓶の中で蝶は生気を失い羽はボロボロになっていく)、
テロに巻き込まれて落命する儚さも含めて可憐な胡蝶を思わせる。
平凡な市民だった二人の平和な日々の描写として
一緒に映画館に行ったり部屋で蓄音機をかけて踊ったりする場面にも
ありがちだが当時の上海らしさが出ていて良い。
抗日組織のリーダーを演じたフェン・ヤンチェンが
組織を裏切った仲間を問い詰める場面の緊張感や
ツィイーとの会話で先の見えない虚無感を滲ませる様子にも
地味ながら確かな演技力を感じた。
また、上海で料亭を経営していた日本人女性が
「日本に返して。」と呟いて絶命するくだりにも戦争の残酷さが
よく現れている。
部分的には評価できる箇所が少なからずあるにも関わらず
全体としては消化不足で退屈な作品になってしまったのが惜しい。
詰まらない 
(2006-12-09)
全部見終わっても結局何を伝えたくて何をしたのかイマイチわかりにくい。
一場面一場面でいちいちカメラワークが冗長で飽きてしまう。わざとピンボケさせているのかは知らないが、見通しが悪くてイライラする時がある。こう感じてしまえばストーリー云々以前の問題で、結果的にこの映画は論外と言える。
最後に、本編とは全く関係のない中国での(上海や南京)爆撃・虐殺シーンがあり、強烈な日本に対する感情的なアンチテーゼとしか受け取れず、非常に不愉快だった。
何がしたいのか全く意味不明な映画だった。
薦められない 
(2006-08-05)
SAYURIを観てチャン・ツィイーのファンになった私であるが、残念ながらこの映画にはがっかりした。
まず、映画のストーリーがよく分からない。物語のテンポがのろい。雨のシーンが多く、重苦しい雰囲気を感じる。もちろん、観る人のよってはこれらは特長ある映像表現だと捉えることもできようが、私には独りよがりな映像としか思えなかった。
なにより、チャン・ツィイーが魅力的でなかった。
ラストには、物語とは関係のない虐殺場面の記録映像が流れる。映画自体の評価とは別であるが、こういう映画作りは日本人として悲しくなる。