ユリイカ(EUREKA)
メディアファクトリー

グループ:DVD /ランキング:17740
価格:¥ 4,935
発売日:2002-02-22 /只今品切れ中
レビュー(Amazon.co.jp)
???九州で起きたバス・ジャック事件で、辛くも生き延びたバス運転手・沢井(役所広司)と、乗客の直樹(宮崎将)、梢(宮崎あおい)の姉妹は、2年後に偶然再会したのを機に共同生活を始めるようになる。そこに兄妹の様子を見に来た従兄の秋彦(斉藤陽一郎)が加わり、疑似家族の様相を呈してきた4人は、やがて再びバスに乗って再生の旅に出た…。
???2000年のカンヌ国政映画祭で国際批評家連盟賞とエキュメニック賞を受賞した、心に傷をもつ人間たちの再生の旅を描いた青山真治監督の秀作ヒューマンドラマ。3時間37分という長尺ながら、モノクロ映像を駆使して静かに人間をとらえる作者の真摯な眼差しゆえに、じっくりとその世界観に入り込むことができる。九州の方言を巧みに活かすなど、言語を大切にした演出もすばらしい。(的田也寸志)
カスタマーレビュー
おすすめ度:
退屈 暗い オッサンがんばりすぎ 
(2008-01-20)
感想としては
だからどうした?
の一言です・・・
異様な上映時間の長さと、俳優の演技力の欠如が退屈この上ない 
(2007-11-09)
退屈そのものだ。なぜこのような映画の評価が高いのか解せない。カットの凡庸さ、俳優の演技力のなさ、やたらと長い時間。
テーマは、別に目新しいものでもなんでもない。
監督も出演者も、もう少し勉強したほうがいい。
よかったです 
(2007-09-11)
すごくよかったと思います。
久しぶりに、いい映画を観たな、と思いました。
いい映画、というか、自分の好み・趣向にマッチしていたのかもしれません。
光のコントラストとか、セピアなのに(だからか、)光の採光が際立っていて、よくできているな〜と思いました。全部計算してとってるんだろうな、と思って、(どの位置にテーブル置いて、ここにランプ、この位置からカメラを撮って‥‥この位置に人が立って、その周りを真っ白なカーテンがぶわっと広がって‥‥とか)、そういうところが視覚にすっと入ってくるように、繊細に作られているなぁと思いました。
余韻とか空白がとても丁寧に作られていて、だから自分はそこがとても気にいりました。
声なき声を聞く‥ っていう所がこの映画の一番面白いところではないかな、と思いました。
役所広司の苦しみも、宮崎兄妹の抑えられた悲しみ・苦しみ・嗚咽や愛情も、ずっと全体を通してヒリヒリ・ピリピリ感じられて、
意味のない所で泣いたり、こみ上げたりしました。
自分は韓国のキム・ギドク監督の映画も好きなので、(主要人物がほとんど言葉を発しない)、こういう映画はとても性に合っています。
しゃべるけど、しゃべらない役所広司と、ほとんど言葉を発しない宮崎兄妹に比べて、
周りにいる人の言葉の多さが(特にいとこさん)、余計な詮索が、
3人を余計周りの世界とは、異なった世界にいることを浮き彫りにしていて、
その対比が、時間の流れの違いが、よかったです。
存在が綺麗な映画でした。
意味のない長回し 
(2007-08-30)
バスジャックされたバスに乗り合わせていた、運転手とある兄妹。犯人に殺されそうになったことから3人は深刻なトラウマを抱えることになる。しかし、銃乱射事件が起きたコロンバイン高校の側にはロッキードの兵器工場があったらしいが、本作品のバスジャック事件と<人を殺したくなる衝動>というトラウマの内容が、自分の中ではどうもうまく結びつかない。もし映画のいうとおりだったら、戦争帰りの兵隊さんは、帰国後みな殺人鬼に変身していたにちがいない。
さして意味のないバスや人間の移動などをとらえた長回しの多用や、バスジャック事件にはかかわりの無い第3者が登場したおかげで、映画にリズムがなくなり、無駄に冗長になってしまった感は否めない。一般人の集中力はもって2時間が限度。有名女優のヌードシーンでもない限り、200分以上の映画は拷問に等しい。この映画を劇場で鑑賞した人たちは、一体何人がトイレをがまんしたのだろう?後半のバス旅行であいまいな再生をはたした真と梢が、結局何をわかった(EUREKA)のかもはっきり伝わってこない。
秋彦の登場やバス旅行シーンをカットして、<通り魔殺人事件の真犯人を真が知る→真が真犯人の身代わりになって逮捕→肺病やみで真が獄死→真のサクリファイスを知り兄妹が再生(ラスト)>でも、十分監督のいいたいことは伝わったと思われる映画内容だ。
仕事と娯楽疲れした人々に◎ 
(2007-04-15)
虫や鳩の声、トラックが道を走る音、他生活の雑音に耳を傾けると、どうしようもなくやるせない気持ちになることが誰にでもあるだろう。この映画ではそうした日常世界で無視しがちな音と、3人の繊細な人物の心のわずかな揺らぎももれなく表現している。一定のカメラアングルで長時間回し放しだったり、沈黙がほとんどのこの映画はシンプルなだけに、観ているだけで五感が研ぎすまされる、価値ある映画だと思う。