時をかける少女 〈新装版〉 (角川文庫)
筒井 康隆 角川書店

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価格:¥ 460
発売日:2006-05-25 /通常24時間以内に発送
カスタマーレビュー
おすすめ度:
映画とは感じが違いますが 
(2008-10-11)
映画を観てから買いに行った派なので、筒井さんがどの様に描いていたのか楽しみでした。やっぱり映画とは違い、切ないとゆうよりもミステリーの入ったファンタジーとゆう感じで、読みながらワクワクしました。この作品は何年後に観ても、心惹かれる作品です。
何度読み返してもおもしろい 
(2008-08-27)
巨匠 筒井康隆の、古典と呼んでもいいくらい超有名なタイムトラベルもののSF小説。何度も映像化、アニメ化されているので、見たこと読んだことはないけれども、そのタイトルだけは知っているという人も多いことでしょう。
発表が1965年、学生向けの科学雑誌ということもあり、古臭く子供っぽく感じてしまうところも多々ありますが、それでもとてもおもしろい。何度も読み返していて、意外とあっけなく感じる結末もわかってはいるのですが、読み返すたびに、初めて読んだときの感動とちょっぴりの切なさ、こんなにおもしろい小説があったんだという新鮮な驚きが蘇ってきます。
映像作品も見てはいますが、小説にはかなわない。映画・アニメ版の『時をかける少女』しか知らないという人は、ぜひ一度読んでみてください。
いっしょに収録されている二編『悪夢の真相』と『果てしなき多元宇宙』も、なかなかおもしろい作品です。
観た後で読んでもおもしろい 
(2008-08-24)
映画やテレビで観た後、ようやく原作にたどり着きました。
やはり本には本のよさがあって・・・
想像力をかきたてられる本ですね。
観た後で読んでも、すばらしい作品です。
思春期のなんともいえないほろ苦さがいいです。
昔書かれた本だから、安心して読めるのかも 
(2008-07-28)
つい先日放送されたアニメを見て、懐かし〜〜〜と、原作を
読み返してみたくなりました。
子供の頃読んだ本で、大人になった今でも楽しめる本は、
さすがに少ないけれど、今読んでも懐かしさもあり、
楽しめました。
この筒井康隆さん、先見の目がありますよね。(そうでないと、
SFなんて書けないかもしれませんが)未来人のケン・ソゴルの
説明した未来の出来事の一部は、現在すでに実現化されているし。
これが、今現在、この内容で発売されていたら、ブーイングさえ
あったのではないでしょうか。読んでいて、さすがにこのまま
全部はありえないとしても、いくつかの内容はそれほど遠い
将来でもない時期に実現してもおかしくないと感じ、背筋が
ゾクっとしてしまいました。
同時収録の「悪夢の真相」
すっかり忘れていましたが、読み始めてから「あ、これも
読んだことある!」とうれしくなりました。
これはSFではなく、主人公の少女が自分や弟の得体の知れない
恐怖の理由をつきとめ、克服していくお話。
なぜそんなものが怖いのか、どうしてそうなってしまったのか、
その原因がどこから来るのか・・・人間の心にしくみを
探っています。
トラウマについて知りたいなら、ヘタな心理学の内容の堅い
本より、よほどわかりやすいかも。特に小さなお子さんの
いらっしゃる親御さんにお勧め♪
古典としての意義は認めるけれど 
(2008-02-17)
「時をかける少女」が角川映画から、原田知世主演で公開されたとき、私は大学生であった。大変な宣伝ぶりであったが、私にはあまり関係のない話だと思っていた。しかし、2006年にアニメ化された映画のテレビ放映を見て、興味を持った。原田知世版に比べるとアニメの方の評判は今ひとつだったけれど、私には十分に面白かった。精細な背景の見事さ、登場人物の清々しい若さに、私は十分感心した。原作を読まねば、と思ったが、それから数ヶ月が経った。なぜか入手に手間取ったのである。
正直なところ、この原作は爽やかではあるが、とくに優れているとは思われない。構成は単純で、しかもジュヴナイル小説だから、表現の制約が大きいと思われる。ブラックで乾いた作風を得意とする作者であるから、ジュヴナイルは大変難しい分野である。私は筒井康隆の真骨頂である作品群を好まない(生理的に合わない)けれど、これでは作者の資質が発揮できない。映画化に際して大幅な肉付けがなされたわけであり、この肉付けされた部分が、映画の価値を高めているのだと思う。もちろん、原案としての本作の意義が大きいことは認めるけれども。
かつてのキャッチコピー「読んでから見るか、見てから読むか」などというおおげさなものではなく、これは見るだけで十分であった。あとの2作も、同様の単純な小説である。